横浜スローライフ

ゆったり、まったり、横浜スローライフ。ありふれた毎日を心地よくする音楽、雑貨、グルメなど…

December 2012

_SL500_AA300_2012年大晦日。朝一番に買い物に出かけ、いま帰って来たところです。コタツに入ってお茶でも飲みながらテレビを見たかったのですが、妻へのネゴに負けてコタツは出して貰えませんでした。残念です。我が家から良き日本の伝統がまた一つなくなりました。とても残念です。ホットカーペットで我慢して、この冬を乗り越えることを決意しました。立派です。

さて、そんなしみったれた気分をぶっ飛ばすためにストーンズのアンダーカヴァーでも聴いて、パアッ〜と景気づけでもすることにします。このアルバムはストーンズの80年代最後のアルバムで、どちらかと言うと不人気作。が、この作品はストーンズの持ってる猥雑さや鋭さが炸裂していて、メチャかっこいいです。当時流行っていたアフリカンビートやレゲエ、ダブなどの要素を取り入れ、リズムやうねり、躍動感に寄った作りになっています。妙に耳に残る摩訶不思議なサウンドが魅力ですね。ジャケ写も最高〜!!(笑)

そんな訳で2012年も終わり。来年はパアッ〜と景気の良い年にしたいですね。

画像 007大掃除をしようと思っていたのに雨。仕方なく、延期することにしました。
そんな訳で、近くのデパートに年末の買い物に行きました。お昼はぼてぢゅう。いろんなところにあるお好み焼き屋ですが、入ったのは10年ぶりくらい。ホント久しぶりです。僕は「おおさかモダン」というぶた肉と青ねぎが入ったモダン焼き、妻は「横手やきそば」、珍しく一緒の息子は「もちとチーズのお好み焼」をオーダー。モダン焼きはボリュームたっぷりなのですが、ソースと白いマヨネーズの味が単調でやや飽きがきます。(そうは言っても、プロが焼いているから相当美味いです)。横手焼きそばは「アタシが作った方が美味しい」そうで、またまた強気発言が炸裂です。天下のぼてぢゅうもたまったものじゃありません。もちとチーズのお好み焼はメチャ美味かったそうです。中学生男子は「メチャ美味い」の一言で全てを表現します。若いだけにシンプルですね。

午後からは「ロボジー」を見ながらゴロゴロ。年末年始はやっぱりゴロゴロするに限りますね。 ※この写真、ハンバーグに見えますね(笑)。

IMG_7716IMG_7713今の時期、ランドマークは松任谷由実の「日本の恋と、ユーミンと」にちなんだコラボレーションをしていて、とても華やかです。写真はランドマークタワーだけのオリジナル"Yuming Tree"。クリスマス気分を盛り上げていますね。BGMはもちろんユーミンのおなじみの曲ばかり。40代・50代にとっては懐かしさが込み上げてます(と、遠いあの日を思う)。

思えばユーミンはバブル期の前後をはさんで、ニッポンの当時の分厚い中産階級(特にアッパーミドル)のライフスタイルを描いておりました。逗子・苗場などのリゾート、日常ゾーンとしては渋谷から田園都市、横浜・湘南あたりですかね。当時は空前のスキーブームで、誰もがクルマに板を乗っけてSKIに行ったものです。「私をスキーに連れて行って」なんていう映画もありました。原田知世、可愛かったです(関係ない話ですが…)。

ところが2000年以降、グローバル化の進展やデフレと共に中産階級はしぼみ続け、いまや下流にシフト。それとともにユーミンの人気もパッとしなくなりました。
そんな中、3枚組のベストアルバム「日本の恋と、ユーミンと」で、中流のカリスマ急復活。阿部晋三の金融緩和発言で株価も1万円を超え、ニッポンにちょっと明るい兆しが出て来ました。来年は、ニッポンを取り戻せるのでしょうか。

http://www.yokohama-landmark.jp/web/pickup/special/12xmas/

横浜美IMG_7708術館の帰りにランドマークにある牛たん専門店「喜助」でランチしました。仙台にある、昭和50年創業の老舗牛たん専門店(チェーン展開中)です。

日曜日という事もって開店前から長蛇の列。ランチメニューには特別なものはなく、通常メニューが若干安くなっているだけです。妻はタンシチューセット、僕は牛タン定食をオーダー。味付けは塩・タレ・味噌の3種類あり、牛タンの他に麦ご飯、漬物、辛みそ、テールスープがセットになっています。

牛タンはまあまあの厚みがあり、香ばしく焼き上げらています。単純な味ではありますが、ストレートに美味しいです。ただ、タレで食べたのですが、タレだとチェーン店の焼肉屋のような味になってしまうので、牛タン本来の味を堪能するには塩の方が良いかもしれません(と後悔)。漬物は丁度いい箸休みになり、またテールスープは澄んだ味わいで、なかなかバランスもとれているようです。

タンシチューは至って普通だったようです。「アタシが作ったのと変わらない」と強気ですが、我が家の食卓にタンシチューが登場した記憶はありません。

そうそう、麦ご飯は無料で山盛りいっぱいの大盛りにできます。めいっぱい食べたい人には嬉しいですね。

18185_434918219896411_45171268_n街が色づく12月、クリスマスシーズンの大人のBGMは何と言ってもJAZZヴォーカル、それも男性ものですね。順当に行けばNat King Coleあたりがハマリなのでしょうが、John Coltrane & Johnny Hartmanも最高に良いですよ。

本作は全てミディアム〜スローで固められたバラード集。ジョニー・ハートマンのバリトン・ボイス、ジョン・コルトレーンのサックス、それにマッコイ・タイナーのピアノが見事に調和、過度に甘くならないところが流石です。これほどロマンチックに、心安らかに聴ける音楽はそうあるものじゃありません。


詳しくはコチラ → John Coltrane & Johnny Hartman (Hybr)

1528201_dこんなのあったらいーのに、を実現した立つおたま。

狭いスペースを有効活用でき、使いやすさ抜群です。絶妙なバランスをもつフォルムはデザイン性も高く、キッチンに立てたまま収納しておけるほど。柄がピンとたっているので、使う時にすぐ取り出せるのも魅力的です。しかも味見に使える小皿付き。これは嬉しいですね。

ナイロン製のおたまは、お鍋を傷つけにくく、食洗機での洗浄もできてお手入れが楽々。軽くて丈夫だから、扱いやすいのもうれしいポイントです。

詳しくはコチラ→タテオタマ

IMG_7701横浜そごうにお歳暮を買いに行った帰り、やぶそばに行きました。薮(やぶ)は更級・砂場とならぶ江戸三大蕎麦のひとつ。現代の薮蕎麦はかんだ・杉並・池之端が薮蕎麦御三家と呼ばれていて、横浜そごうの「やぶそば」は杉並の系列のようです。

僕らは天せいろうを頼みました。蕎麦は何となく緑がかった灰色で細く、中々風味があります。つるっとして舌触りは滑らか。のどごしがあって美味しいです。つゆは濃いめの辛口。江戸蕎麦の流儀で、つゆにちょっとつけて食べます。天ぷらは蕎麦屋のものとしては、まあ及第点と言ったところでしょうか。僕としては如何せん量が少ないところが不満かな(値段も高め)。一緒に行った妻は蕎麦が大好物という事もあり、終始ご機嫌でした。

江戸の蕎麦、いいですね。

池波正太郎のように、休日の午後に蕎麦屋に入って、卵焼きか何かでまったり一杯やって、蕎麦をつるっと食して帰る。

今度は、そんな粋な事をやってみたいと思ってます(笑)。

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