横浜スローライフ

ゆったり、まったり、横浜スローライフ。ありふれた毎日を心地よくする音楽、雑貨、グルメなど…

January 2013

_SL500_AA300__SL500_AA300_真冬の夕暮れ時間、たそがれていく空を見ながら聴いていたのが、トム・ウェイツのデビュー作「Closing Time」。本来、真夜中にバーボンのロックを飲みながら聴くのがハマる酔いどれ詩人トム・ウェイツ。ですが何となく寂しい日曜の夕刻〜夜にも似合います。この場合はサントリー山崎かなあ(意味不明)。
この作品はトム・ウェイツ独特のアクの強さはなくオーソドックスです。しかし、ソングライティングの力量は相当高く、収録されている曲はどれも粒揃い。凝ったアレンジもスリリングな展開もまったくありませんが、そこには人生を凝縮した本物の歌があります。

このアルバム以前の録音に「アーリーイヤーズ」という作品もありますが、こちらも良いですよ。バーボンの量が増えそうです。

ご興味のある方はコチラ
クロージング・タイム(紙ジャケット仕様)
アーリー・イヤーズVol.1

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とってもヒマな休日、Miles Davisのマラソンセッションを1枚ずつ聞くのもいいかな。そう思って、一番好きなRelaxin'からCDプレーヤーにセットして、久しぶりに毛針を巻く事にしました。マラソンセッションの4枚のアルバムの凄いところは、たった2日間で殆ど全てをワンテイクで録ったこと。ワンテイクという事もあり非常にテンションの高い演奏で、Milesも得意の "ミュート・トランペット" で演奏をハードに、そしてリリカルに盛り上げています。1950年代のハードバップを堪能したい時は、このマラソンセッションは最高にいいですね。熟成したワインのような芳醇さ。Jazzの黄金時代です。

※マラソンセッション

Miles Davisは1955年に John Coltrane (ts)、Red Garland (p)、Paul Chambers (b)、Philly Joe Jones (ds) の4人と共にレギュラー・クィンテッドを結成。彼はこの時期に「プレステッジ」(JAZZ専門のレーベル) からメジャーレーベル「コロンビア」 に移籍。 しかしプレステッジとの契約があと何枚か残っていたため、1956年5月11日と10月26日の2日間でアルバム4枚分のナンバーをほとんどワンテイクで録音。これが、歴史に残る通称 "マラソンセッション" と呼ばれるもの。これらの曲をプレステッジはCookin'・Relaxin'・Workin'・steamin'という4枚のアルバムに分けてリリースされました。


Relaxin With the Miles Davis Quintet (Reis)
Cookin: Rudy Van Gelder Remasters Series
Workin' With the Miles Davis Quintet
Walkin' Cookin' Relaxin' Workin' Steamin'

IMG_7725関内に昔からあるうどん屋、おおぎ。その2号店でお昼を食べました。
2号店はスタイリッシュでちょっとオシャレ(でも働いているおばちゃんは庶民的)。席もゆったりとしていて居心地がいいです。平日のお昼時は、本店同様に近隣オフィスに勤めるビジネスマンやOLで混雑します。関内の人気店の一つですね。

IMG_7727おおぎの名物と言えばやっぱり「鴨せいろうどん」です。僕もファンで思い出したように食べに行きます。うどんは稲庭うどんのようにやや細め、コシがそんなにあるわけじゃありませんが喉越しは決して悪くはありません。熱いつけ汁は甘じょっぱく、薄く切られた鴨肉と長葱が入ってIMG_7728います。鴨の脂がつけ汁の表面に浮かんでいますが、鴨ならではの風味は押さえ気味で、クセがありません。こうした点も長きに渡って支持される所以なのでしょう。850円という値段でこの味とボリュームなら大満足。100円追加すればご飯と卵がプラスされます。軽く七味を振って頂くとのが、僕のおすすめです。

ココは日本酒も充実していますので、夕方からも楽しめます。

IMG_7730IMG_7731関内に買物に行った帰り、馬車道十番館でお茶。

ココは開港当時の建築様式をそのままに明治時代の西洋館を再現していて、オールドファッションドなヨコハマの雰囲気が残されています。1階が喫茶室、2階がバー,3階がフレンチレストラン、4階がバンケットとなっています。僕らは1階の喫茶室を利用したのですが、大正ロマンを彷彿させるクラシカルな趣きで、cafeじゃなく喫茶室と呼ぶのがやっぱり相応しい感じです。

IMG_7733IMG_7735オーダーしたのはコーヒー(僕)・紅茶(妻)・1月のデザート。デザートはプリンで見た目よりもずっと濃厚な味。コレにはちょっと驚きました。コーヒーはポットを席まで持って来て、大きめのカップにたっぷりと注いでくれます。ミルクに加え、きめ細かい泡立ちのホイップクリームも添えられていて、僕はコーヒに多めにクリームを入れて楽しみました。コーヒーは今時としては珍しいくらい酸味が強い味です。

レトロな雰囲気を楽しみながら過ごす午後。港町の優雅なひと時があります。
→http://www.yokohama-jyubankan.co.jp/basyamichi/

JPG_effectedjpg_effected遅れましたが、明けましておめでとうございます。

なぜ遅れたかと言うと、僕はこの正月風邪をひいてしまい、ずっと寝込んでおりました。元日の夜に吐気と下痢が起こり、2日午後から発熱と頭痛が続きました。せっかくの華やいだお正月、地味〜に臥せっていたわけです。

JPG_effected感染経路は不明なのですが、妻に言わせると年末に行ったヨーカドーのレジ袋カッターで指をちょっと切った時に指をなめたのが原因じゃないか、との事です。なるほど。

「ばっちい風邪のお正月」。

僕の新年はこんなマヌケなネーミングで始まりました。 さて、風邪をひく前の元日午前は、昨年同様に近場の「永谷天満宮」に初詣に行ってきました。 娘が受験生と言う事もあり、直球ど真ん中のチョイスです。永谷天満宮は「天満宮」という名前が示すとおり、祀られている神様は天神様、すなわち菅原道真公です。「天満宮」は、菅原道真公にちなんで、梅が植えられて いたり、牛が居たりするのは共通なのですが、その中で永谷天満宮は、菅原道真公が九州へ左遷された際、自分の姿を鏡に映し、それを見ながら、自分の姿を 彫った三体の像のうち、1体が安置されている天満宮だそうです。参拝が終わると無料の甘酒サービスがあり、妻や娘は喜んでおりました。無料サービスという言葉にとても弱い母娘です。

そんな訳で、本年もよろしくお願いします(*゚∀゚)っ

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