バードウォッチング 娘が学校の視力検査で、視力が下がってショックを受けた。これから青春真っ只中となるので、眼鏡っ子は出来れば避けさせてあげたいという優しい親心で、先日「視力回復作戦」を父娘で練った。作戦会議は実に低レベルで、緑を見るとか、遠くを見るとかのたわいのないもので、結論は「バードウォッチング」をしに公園に行くのが効果があるんじゃないかという事となった(イマジネーションのない親子だ)。

GWで混まない朝一番を狙い、近くの大きな自然公園に向かった(この父娘は朝にはめっぽう強い。ちょっと自慢)。この公園はバードウォッチング愛好家が多く、でかいフィールドスコープを持った中高年の男性がわんさかいた。鳥と言っても圧倒的にスズメやカラスが多く、「おまえは小さい時、お母さんのことをカー、カーと呼んで、カラスみたいだったぞ」とか、何の役にも立たない話を親子でしながら、双眼鏡片手に森林に入って行った。「あっ!森の中にウグイスがいるよ」と、やっと娘がスズメとカラス以外の鳥を見つけ、双眼鏡でしばらく観察して、ご満悦で公園を後にした。その後、帰りにブック・オフに寄り、立ち読みをしまくって家に帰って来た(おいおい沢山本なんか読んで、それじゃあ何のためにバードウォッチンしに行ったんだよ!)。

それにしても、遠くのウグイスを見事に裸眼で見つけた娘、本当にそんなに視力が下がったのかなあ。