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新譜のカーネギー・ホール・コンサートが出たばかりのキース・ジャレットのソロピアノ。雨の日、秋の夕暮れ、気分が落ち込んだ夜などに聴くと、ココロの芯から癒されますソロピアノのインプロビゼーション(即興)というフォーマットを創り上げたキースのピアノは卒倒するほど美しいです。もう驚き以外何もありません。常人の努力で到達できるレベルを越えています。今日ご紹介する3枚は、前衛的な部分が少なく比較的聴き易いものです。この秋にぜひどうぞ。

ケルン

ザ・ケルン・コンサート
このアルバムは難解なところがなく一番聴きやすいと思います。冒頭の曲はかつて車のCMに使用されたこともありますから聞き覚えがある人もいるのでは?すべての音に集中して奏でる旋律の美しさに、言葉を失うばかり。



ソロソロ・コンサート
73年にLPで出た時は3枚組。いくら即興性をその重要な構成要素としているジャズでも、ソロで3枚組とは非常識ですよね。でも僕はこのソロ・コンサートが今も一番好きですね。何度聴いても飽きません。



メロディ・アット・ナイト、

メロディ・アット・ナイト、ウィズ・ユー
病気療養後のキース復活第1弾。彼にとっては初めてのスタジオ録音によるソロ・スタンダード集です。メロディを紡いでいくようなプレイは究極の美です。そうですね、ちょっと最近疲れているかなあ、という時に聴くといいかもしれません。