アンノウン プレジャーズ原美術館で開催されているジム・ランビーの「アンノウン プレジャーズ」に行ってきました。ジム・ランビーは2005年にターナー賞にノミネートされるなど、今や英国を代表するアーチストのひとりです。

この企画展では、美術館の床一面が白と黒のストライプで覆われ、そこにカラフルに彩色して椅子で構成したインスタレーションや、レコードジャケットをコンクリートの箱に埋め込んだ作品を置いています。

まあ簡単に言ってしまえば、そういう事なのですが、美術館の説明によると「オプアート全盛期に生を受けたジムランビーは、床一面に規則正しいテーピングを施すことで生まれる幾何学的パターンによって空間を大胆に変容させ、今再び抽象による豊かな視覚体験の創出とその可能性を追究」しているそうで、さらに「椅子やベッド、レコードやプレーヤーといった身近な日用品を大胆かつ繊細にデコレーションした彫刻を巧みに配置することで、私達の視覚に"未知の快楽"(=アンノウン プレジャーズ)をもたらす」そうです(´∀`)。

原美術館エントランスと何だか難しそうでうが、音楽ファンの僕にとってはチャック・ベリー、オノ・ヨーコ、マイルス・デイビスなどの写真を使ったポスターコラージュ作品は視覚的に分かりやすく、楽しめました(作品数は少なかったけど)。白・黒のストライプの空間は意外と心地よく、それがじぶんでも不思議でした。

原美術館のサイト→http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html