Bexhibition_pic1IMG_7326unkamuraでレオナルド・ダ・ヴィンチ展をみてきました。僕の好みは現代美術なのでダ・ヴィンチはあまり興味がなかったのですが、妻が「この機会を逃したら生きている間にもう見られない」と年寄り臭い事を言うので、重い腰をあげてつきあう事にしました。たいして人はいないだろうと思って会場に着いてみてビックリ。すごい人じゃありませんか。ダ・ヴィンチ甘くみてました。出展の目玉は「ほつれ髪の女」という作品で本邦初公開だそうです。ほつれ髪の女の表情は他のダ・ヴィンチ作品の女性描写の原点に位置するそうですが、この円熟期の傑作の良さは凡人の僕には正直わかりませんでした。ちなみに妻の感想は「だって奇麗じゃない」。それだけ?感性のレベルは僕と似たり寄ったりですね(笑)。

p_gankutsu僕が惹かれたのは「岩窟の聖母」というもの。絵の注文主との間にトラブルがあった作品として有名ですが、このキリスト教色が強い作品は2枚(ルーブルとロンドンナショナルギャラリー)あって微妙に異なっています。今回出展されているのは第3のバージョンではないか?と考えられている作品(フランスの巨匠アングルが観てダ・ヴィンチ作と考えたという大変貴重な作品)。岩の洞窟の中に聖母マリアとその傍らで手を合わせた赤ん坊の洗礼者ヨハネ、そして祝福のポーズをとる赤ん坊のキリストとヨハネを指さす天使が描かれています。マリアはうつむいていて、ヨハネとキリストは向きあうような感じです。

ダ・ヴィンチの作品は十数点しか現存しないと言われていて、この展示会では弟子たちの作品が数多く出品されていました。後世の画家たちによる様々な「モナリザ」も展示されていてダ・ヴィンチの影響力の大きさに驚かされます。

ダ・ヴィンチ展で歴史的アートに触れた僕らはお昼ご飯を取りに渋谷の街をさまよいますが、結局公園通りの「大戸屋」へ。「渋谷まで来てなんで大戸屋?」とブツブツ言う妻でありました。