_SL500_AA300__SL500_AA300_真冬の夕暮れ時間、たそがれていく空を見ながら聴いていたのが、トム・ウェイツのデビュー作「Closing Time」。本来、真夜中にバーボンのロックを飲みながら聴くのがハマる酔いどれ詩人トム・ウェイツ。ですが何となく寂しい日曜の夕刻〜夜にも似合います。この場合はサントリー山崎かなあ(意味不明)。
この作品はトム・ウェイツ独特のアクの強さはなくオーソドックスです。しかし、ソングライティングの力量は相当高く、収録されている曲はどれも粒揃い。凝ったアレンジもスリリングな展開もまったくありませんが、そこには人生を凝縮した本物の歌があります。

このアルバム以前の録音に「アーリーイヤーズ」という作品もありますが、こちらも良いですよ。バーボンの量が増えそうです。

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クロージング・タイム(紙ジャケット仕様)
アーリー・イヤーズVol.1