works_1IMG_2022works_10先日、森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ)で開催中の「ティム・バートンの世界」に行って来た。ティム・バートンはアメリカの映画監督で「アリス・イン・ワンダーランド」「チャーリーとチョコレート工場 」「マーズ・アタック! 」「バットマン・リターンズ 」「シザーハンズ 」などの作品で知られている売れっ子。可愛いけどちょっと不気味(キモかわいい)な、独特の世界観を持っていて、今回彼のアートワーク(スケッチやデッサン、写真作品、オブジェ等)約500点が展示されるというので、見に行ってきたというわけ。

人気の映画を数多く手がけ、世界的に知名度があるという事もあってか会場は大変混雑していたが、とても面白かった。鋭い牙がモチーフとしてたくさんの作品に使われているので、「なんか⚪︎⚪︎(息子の名前)の幼い頃の絵に似ているな」と率直な感想を妻に漏らしたところ、ゲラゲラ笑って「相当な親バカだね」とひと言。そうは言っても、ティム・バートンの作風は幼い男の子が描く絵のテイストに何となく似ている。売れっ子アーチストというのは、こういう忘却されたピュアな部分とクリエイティブ、そしてマーケティングセンスを持ち合わせているように感じられた。1/4まで開催されているようだ。