現地に到着。今日は日曜日ということもあり大変混んでいる。さっそく空いている場所を探し、この間の休みに巻いたアダムス(毛針)を付けてドライで釣り始める。ドライとは水中昆虫の成虫を模した毛針を水面に浮かせ、水面まで出て来る魚を狙うフライフィッシングならではの釣法のこと。魚が毛針をパクッと食うところを見ることできるので、とてもエキサイティングだ。
で、この間巻いたアダムス、当たったね。もう入れ食い状態。こんな事は珍しい。
しかし困ったもんで、釣れ過ぎるとそれはそれで疲れる。そこで、コールマンのチェアに座って、ルースニング(ウキ釣り)でのんびり釣ることにした。椅子と言わないでブランド名で言うところがバブル世代らしい(笑)。猫が横に来て、背中を掻きながら僕を見ている。その横でゆっくりと竿を振っていく。
「のどかな秋の1日だなあ」と思っていたら、この猫、釣り上げた魚をジャンプして奪い、さっと逃げて行った。あっという間の出来事。泥棒猫って、こういうことか。