この間コンビニでど〜んと並んでいたのがコレ、アラビヤン焼きそばのカッブ麺。このブログでも以前話題に取り上げた事があるが、まさかのメジャーリバイバルである。アラビヤン焼そばはサンヨー食品が1967年に売り出した袋めん焼そば。40年という歳月を経て、コンビニでカップ麺になっての登場だ(感動で涙)。昭和の香りがするこのカップ麺、さっそく買って帰り、家族にどーだ!と自慢した。妻と娘は「またこんなものを・・・」と白けた視線を向けたが、息子はB級っぽいパッケージに魅せられたらしく、どうしても食べさせて欲しいと言う。
さっそくお湯を入れる。湯切りの仕組みは最新じゃないかと感心しつつ3分待つ。ソースは液体じゃなく粉末。キャベツだけの具とこの粉末ソースが昭和の雰囲気を出している。麺に振り掛け箸でまぜ合わす。ソースが万遍なく絡まないじゃないか。でもまあいい。これは昭和な食べものなんだからね。息子と食べる。うん、この味はちょっとシャープさがないな。何て言うか味は濃いけど輪郭がない。「どうだ?美味いか」と息子に聞く。「別にふつー」と実にそっけない。妄想が膨らんだ分、落胆も大きい。
味は一緒だと思うけど、アラビヤン焼きそばは袋麺で買い、キャベツも何も入れずに食べるスタイルが、やっぱりいいな。